最初で最期の片想い



「わかってる」

「ならいい」


お父さん、ありがとう
お父さんの言葉
心に響く

後悔はしないよ
大丈夫


「ありがとう、私は部屋に戻るね」



「お父さん、私こっそり奈菜ちゃん達にいうわ
あのこには申し訳ないけど...」

「ああ、できればそうしてほしい」


なんて会話をしていたなんて私は知らなかった
だって部屋で泣いてたんだから
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