最初で最期の片想い
「お前らと違って奈菜の彼氏は格好いいし
鏡みてからナンパしろ」
「もういいなーさんだけでも連れてくか」
はぁ?こいつらばかだなお前らよりカッコイいっていってんのに
ヤバい
止めなきゃ
「おい、待て
奈菜を返せ」
ん?この声は
「「隼人!」」
奈菜とハモった
「こいつは俺のだ手を離せ」
「ちっ、ほんとに彼氏いんのかよ」
「でもさ、じゃあこいつは“お前の”じゃないわけだからいいよね?」
そういって奈菜を離して私を掴んだ