一応お嬢様ですが?
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いつも私達は、お昼は、人が全然こないテラスで話をしながら食べてる。


「あ~あ~~!今日も疲れた~。」


周りに桃杏以外誰もいないから、豪快に叫び散らす。


「オッサンみたいな声やめてよ。それ私以外の子が聞いたら卒倒するよ。」


「いや、分かってるけどさ毎日自分を偽るのも結構きついんだよ。」


桃杏は、知ってるように、


「そりゃあそうでしょ。」


「にしても新しい出会いとか、楽しい事とかないかな~。」


「何々彼氏欲しいの?」


ニヤニヤしながら聞くな。


「そうじゃなくて。毎日が退屈だから退屈しのぎになることはないかなって。」


「なんだ。そっちか。」


「あからさまにガッカリしないでくれるかな。」


確かに彼氏いないけども。

彼氏いなくてなにが悪い!。リア中爆発しろ。


「桃杏だって彼氏いないくせに。」


「私?いるわよ彼氏。」


「だよね。いないよね…っているの!?」


あの鬼畜で毒舌で裏番長みたいな桃杏にKARESI嘘だろ。


「私、今物凄く失礼な事言われてるきがするんだけど。」


「き、気のせいじゃないかな。アハハッ」


「まあ、そういうことにしとくわ。」

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