俺の腐的な日常
「何か物理で分かんなかったとこ
先生に聞いてる。」
相変わらず、真面目だな。
「あっそ。」
「あっそ、って何だよ、冷たいな。」
「この部屋、隙間風が寒ぃんだよ。
しかも、俺冷え性だし。ほら。」
話をそらすついでに
両手を輝の頬に当ててやる。
「つめたっ!!
俺の手、超暖けぇぞ?」
輝が俺の手を握る。
マジでこいつの手、暖けぇ。
てか、何この展開。…瑞樹としてくれよ。
「なー、瑞樹来るの待ってさ、
今日ここで昼飯食おうぜー。」
動くのダルイし。体痛いし。
「俺はいいけど。
瑞樹、ちゃんとこっち来るか?」
「んじゃ、輝からメールしといて。」
「はいはい。」
ん、さっきのメールの返信来てる。
『分かった。じゃあ20時に駅で(^^)』
良かった。
後はいつもよりサービスしておけば
オールオッケー♪でしょ。
―――ガラガラガラガラ
「お、来た来た。
おい、瑞樹も来た事だし飯食おうぜ。」
「んー、瑞樹、輝の横空いてるから
座ったら?」
「うん。」
「つかさー、数学の――――――