俺の腐的な日常

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放課後。そう、放課後。
俺の眉間にはうっすらシワが。


「なぁ、今日はゲーセン行くんじゃねぇの?」

なのに何で言いだしっぺの瑞樹は
机に向かって物理の問題集開いてんだよ。

その隣には輝が机に突っ伏せて
瑞樹を見つめている。


「やー、何か分かんない所が
解決しないと、スッキリしないって
言い出してさー。」

「…あと何分?」

「後15分くらいだって。」

「はぁ?バス乗れねぇじゃん。」

ゲーセンの前を通るバスは
次のを逃せば、しばらく来ない。


「だから歩いていこうってさ。」

「…マジかよ…。」

歩いたらバスで行く2倍はかかるし
何より疲れる。

疲れるのきらーい。


「じゃあ、俺と輝で先行こうよ。」

次のバスに乗った方が
断然いいに決まってる。

それでも、輝の答えは決まってる。


「俺はどっちでもいいけど…。」


なんて言う輝の裾を瑞樹が
くいっ、と引っ張っているからだ。

まぁ、分かりきってるけどねww

それでも聞く俺って健気じゃない?←
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