【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
勿論、水高は3回戦も余裕で勝ち、ベスト8の位置まで来た。
後3つは、明日の試合になる。
「ねー椿ちゃん、明日の為に、お家に練習しに行っていい?」
「あ!ピカ先輩だけズルかよ!俺も行くけんな!」
「俺も…お邪魔して大丈夫やろうか?」
今日1試合も出来なかったメンツはもう、明日の試合にウズウズ。
「よし!全員纏めて来い!明日の為に、今日はカツ丼だ!」
バスケして、ガッツリ飯食って、またバスケしまくってやる。
そんでもって、あのムカつく慧心も、その先にある決勝戦も、全部勝ってやるんだ。
一日バスケが出来なかった俺もまた、気持ちが昂っていた。