【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
最後に……今までの三人は目立って凄い連中だけど、俺が思うに厄介者なのは、あの人。
皆が全身から汗を噴き出している中、一人だけ、涼しい顔で、パスをカットしたり、回してる眼鏡の爽やかお兄さん。
「…………違います?」
「ビックリした。当たりだよ。あの四人は、水高のスタメン。もう一人、エースは今ジュニアユースでアメリカ合宿中」
満足そうに説明する由貴先輩。でも、俺は思ったことを、口にしてみる。
「んんー、でも、勿体ないっすねー。あんなスター選手揃ってるのに、操る人がいなくて、バーラバラ」
「!!!」
そう。このチームにはまともな司令塔がいない。
眼鏡先輩が司令塔に近い感じがしたけど…あの人は、体力面では頼れるっぽいけど、司令塔にしては、相手の出鼻をくじくような作戦を出来なそうだと見る。
皆が全身から汗を噴き出している中、一人だけ、涼しい顔で、パスをカットしたり、回してる眼鏡の爽やかお兄さん。
「…………違います?」
「ビックリした。当たりだよ。あの四人は、水高のスタメン。もう一人、エースは今ジュニアユースでアメリカ合宿中」
満足そうに説明する由貴先輩。でも、俺は思ったことを、口にしてみる。
「んんー、でも、勿体ないっすねー。あんなスター選手揃ってるのに、操る人がいなくて、バーラバラ」
「!!!」
そう。このチームにはまともな司令塔がいない。
眼鏡先輩が司令塔に近い感じがしたけど…あの人は、体力面では頼れるっぽいけど、司令塔にしては、相手の出鼻をくじくような作戦を出来なそうだと見る。