【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
インターハイ本選………あれ?
「…………はぁ?棄権?」
シード校にも勝ち、勢いに乗った本選三日目、思わぬ事態。
「相手校、集団食中毒げな。気の毒というか、ねぇ」
由貴先輩の呟きに、他の水高メンバーも微妙な顔になる。
「えー、じゃあ、今日試合なかと?」
ピカ先輩がぷーっと頬を膨らませて眉毛を更に下げる。
「今日は明日の対戦相手になる、奈良県代表と群馬県代表の試合を観たら練習だ」
そんな微妙な空気の中、秀吉キャプテンが引き締めるように言う。
「そん前に、第1試合の凌華ん試合ば観て行きませんか?」
「そうだな。順当に当たれば準決勝で戦うことになるし、そうしよう」
泰ちゃんのアイディアに頷くキャプテン。
第1シードの昨年覇者、凌華学院の試合がゆっくり観れる良いチャンスだ。これを逃してはいけない。
シード校にも勝ち、勢いに乗った本選三日目、思わぬ事態。
「相手校、集団食中毒げな。気の毒というか、ねぇ」
由貴先輩の呟きに、他の水高メンバーも微妙な顔になる。
「えー、じゃあ、今日試合なかと?」
ピカ先輩がぷーっと頬を膨らませて眉毛を更に下げる。
「今日は明日の対戦相手になる、奈良県代表と群馬県代表の試合を観たら練習だ」
そんな微妙な空気の中、秀吉キャプテンが引き締めるように言う。
「そん前に、第1試合の凌華ん試合ば観て行きませんか?」
「そうだな。順当に当たれば準決勝で戦うことになるし、そうしよう」
泰ちゃんのアイディアに頷くキャプテン。
第1シードの昨年覇者、凌華学院の試合がゆっくり観れる良いチャンスだ。これを逃してはいけない。