【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
凌華学院もそれを見越していたのか、俺達にサッとディフェンスにつく。



時間は消費したくない。けれど、焦ったら勝てるものも勝てない。



ダム……………ダダダン!キュルッ!!



二人がかりで俺についていた凌華学院のメンバーを、一人はボール捌きで翻弄し、一人はドライブで抜き去る。



残り時間8秒7、6………



「有ちんセンパァイ!!」



バシッ!!



有ちん先輩がボールを受け取り、走る。



そこに、桜山の代わりに入ったセンターが、決死のマンツーマンを仕掛けた。



残り時間5秒、4、3………
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