【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「おぉー張り切っとるなぁ」
そんな穏やかな声を発し、部活に顔を出すのは、有ちん先輩。
「「「チィーッス!」」」
全員が挨拶をすると、有ちん先輩は柔らかく微笑んだ。
インターハイで引退した有ちん先輩は大学受験があるものの、たまにこうして練習を見に来る。
元々頭の良い有ちん先輩は、塾には通わず、引退前から雇っているらしい家庭教師のみの体制で、関東の医大を受験するんだとか。
男バスばかりか、たまに女バスの練習を見てあげてる有ちん先輩は、変わらず世話焼きの仏様。
まあ、関東の医大を受験することが原因で、女バスの元キャプテンにフラれたんけどね。
捨て台詞は『あんたどうせ、何だかんだで冷泉君が一番好きなんやろ!』だった。
それを体育館裏で目撃しちゃった俺と泰ちゃんは、申し訳ないけどホモ断定された有ちん先輩が不憫過ぎて二人で爆笑したのを思い出す。
そんな穏やかな声を発し、部活に顔を出すのは、有ちん先輩。
「「「チィーッス!」」」
全員が挨拶をすると、有ちん先輩は柔らかく微笑んだ。
インターハイで引退した有ちん先輩は大学受験があるものの、たまにこうして練習を見に来る。
元々頭の良い有ちん先輩は、塾には通わず、引退前から雇っているらしい家庭教師のみの体制で、関東の医大を受験するんだとか。
男バスばかりか、たまに女バスの練習を見てあげてる有ちん先輩は、変わらず世話焼きの仏様。
まあ、関東の医大を受験することが原因で、女バスの元キャプテンにフラれたんけどね。
捨て台詞は『あんたどうせ、何だかんだで冷泉君が一番好きなんやろ!』だった。
それを体育館裏で目撃しちゃった俺と泰ちゃんは、申し訳ないけどホモ断定された有ちん先輩が不憫過ぎて二人で爆笑したのを思い出す。