【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「あ、匂いって言えば、今日昼休み家庭科室拝借して、レアチーズケーキ焼いたんだ、差し入れに」
「ま、じ、で!?おい皆!椿姫から、ケーキの差し入れげなよー!!」
へばってた筈の行雲先輩が元気になって叫ぶと、部員達が一斉に群がる。
俺の差し入れスイーツは、もはやバスケ部の恒例になりつつある。
部室から、あらかじめ切ってある焼いたケーキを持ってくると、そこは戦場と化する。
一番デカイのを毎回華麗にかっさらうのは…。
「秀吉キャプテン、お味はいかが?」
「…うむ。小鳥遊、性転換すれば、嫁に貰ってやるぞ」
秀吉キャプテンは顔色ひとつ変えることなく、そんな冗談を毎回抜かすのだ。
「ま、じ、で!?おい皆!椿姫から、ケーキの差し入れげなよー!!」
へばってた筈の行雲先輩が元気になって叫ぶと、部員達が一斉に群がる。
俺の差し入れスイーツは、もはやバスケ部の恒例になりつつある。
部室から、あらかじめ切ってある焼いたケーキを持ってくると、そこは戦場と化する。
一番デカイのを毎回華麗にかっさらうのは…。
「秀吉キャプテン、お味はいかが?」
「…うむ。小鳥遊、性転換すれば、嫁に貰ってやるぞ」
秀吉キャプテンは顔色ひとつ変えることなく、そんな冗談を毎回抜かすのだ。