【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「で?先生、ピカ先輩は?」



行雲先輩が訪ねると、そこには…。



「もうおるし!プンプン!皆だけ美味しいモン食っちゃって、ずるかぁ!」



170センチある先生の後ろから現れたのは、光るプラチナの髪の毛をベリーショートにした、下がり眉毛で、エメラルド色の瞳をした、俺より数センチは小さいであろう、少年。



「あー!!もうない!ケーキない!」



騒ぐ姿は先輩感ゼロ。



泰ちゃんも含め、新入部員は会ったことがない人だから、皆、ポカーンとしている。
< 54 / 521 >

この作品をシェア

pagetop