【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「それにしてもこの学校、指定のカーディガンはオシャレだよな」
「灰色と桜色、ベージュね。椿はどん色も着こなしとるね。俺はサイズないけん、カッターシャツやけどねー」
なんて、他愛もない会話をして目的地に到着したんだけど…。
「さっさとごっ………ぐぇぇ!?」
「椿せからしかね!しーっ!」
あ、『せからしい』って言うのは煩いの最上級を意味する方言、じゃなくて。
「行雲先輩、なにしてんの?」
俺を第二体育館の壁際に引っ張ったのは行雲先輩で、手にはごみ袋。
あー、この人も、俺と仲間ね。
「ところで先輩、どきゃんしたんですか?」
いつの間にか俺達の後ろに回避していた泰ちゃんが尋ねる。
「あれ、見てみ!」
こそこそと話す行雲先輩の指した先を見ると………
秀吉キャプテンと、女子生徒。
「灰色と桜色、ベージュね。椿はどん色も着こなしとるね。俺はサイズないけん、カッターシャツやけどねー」
なんて、他愛もない会話をして目的地に到着したんだけど…。
「さっさとごっ………ぐぇぇ!?」
「椿せからしかね!しーっ!」
あ、『せからしい』って言うのは煩いの最上級を意味する方言、じゃなくて。
「行雲先輩、なにしてんの?」
俺を第二体育館の壁際に引っ張ったのは行雲先輩で、手にはごみ袋。
あー、この人も、俺と仲間ね。
「ところで先輩、どきゃんしたんですか?」
いつの間にか俺達の後ろに回避していた泰ちゃんが尋ねる。
「あれ、見てみ!」
こそこそと話す行雲先輩の指した先を見ると………
秀吉キャプテンと、女子生徒。