【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
そこには、黒地にゴールドがあしらわれたジャージ集団がいた。
「どうせ、今年も冷泉と御劔押しのチームやろ!取るに足らんわ!」
「ねえねえ有ちん先輩、何?あのムカつく集団」
「あれは菊池高校だよ。県大会2位チーム」
勿論チキンな俺は聞こえないように隣の有ちん先輩にこそこそ尋ねて、有ちん先輩もこそこそ答える。
「お前達、その辺にしとかんね」
その生意気集団を黙らせたのは、同じジャージ姿の、貫禄のあるツーブロックヘアーの男。
「冷泉、うちの部員がごめんな。今日はよろしく」
「ああ、今日はいい試合をしよう。木下」
188センチある秀吉キャプテンと同じか、ちょっと大きいくらいのそのツーブロ男は、多分菊池高校の部長だろう。
よく見ると…皆、秀吉キャプテン並の身長。スゲーデカイチーム。
「どうせ、今年も冷泉と御劔押しのチームやろ!取るに足らんわ!」
「ねえねえ有ちん先輩、何?あのムカつく集団」
「あれは菊池高校だよ。県大会2位チーム」
勿論チキンな俺は聞こえないように隣の有ちん先輩にこそこそ尋ねて、有ちん先輩もこそこそ答える。
「お前達、その辺にしとかんね」
その生意気集団を黙らせたのは、同じジャージ姿の、貫禄のあるツーブロックヘアーの男。
「冷泉、うちの部員がごめんな。今日はよろしく」
「ああ、今日はいい試合をしよう。木下」
188センチある秀吉キャプテンと同じか、ちょっと大きいくらいのそのツーブロ男は、多分菊池高校の部長だろう。
よく見ると…皆、秀吉キャプテン並の身長。スゲーデカイチーム。