【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
ってか、襟首掴まれてて痛いな、嫌だな…と思っていたが、それは急に楽になり、俺はがっしりと誰かに左脇から、腕を入れられている。
例えるなら、俺、抱かれたテディベア状態。
襟首を掴まれっぱの俺を救ってくれたのは、一番最初に出ていった筈の秀吉キャプテン。
「うちのガードに、何か用か?瀬戸」
「おーこわ!お前マジでタメ?貫禄ありすぎじゃ。まあ、木下もそうやけどな」
秀吉キャプテンに睨まれて、俺に絡んでいた瀬戸と呼ばれた男は両手を挙げて、おどけて見せる。
そして、そのまま秀吉キャプテンは歩き出し、おもむろに瀬戸に低く囁いた。
「…今年もうちが俺と御劔だけだと思うなら、試合した後、この茶髪に腰砕けにされるぜ?」
そして、滅多に見れない至極美しい、冷たいキラースマイルを見せると、秀吉キャプテンは俺をテディベア抱きのまま、ロッカールームを出た。
例えるなら、俺、抱かれたテディベア状態。
襟首を掴まれっぱの俺を救ってくれたのは、一番最初に出ていった筈の秀吉キャプテン。
「うちのガードに、何か用か?瀬戸」
「おーこわ!お前マジでタメ?貫禄ありすぎじゃ。まあ、木下もそうやけどな」
秀吉キャプテンに睨まれて、俺に絡んでいた瀬戸と呼ばれた男は両手を挙げて、おどけて見せる。
そして、そのまま秀吉キャプテンは歩き出し、おもむろに瀬戸に低く囁いた。
「…今年もうちが俺と御劔だけだと思うなら、試合した後、この茶髪に腰砕けにされるぜ?」
そして、滅多に見れない至極美しい、冷たいキラースマイルを見せると、秀吉キャプテンは俺をテディベア抱きのまま、ロッカールームを出た。