【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「秀吉キャプテン…俺、キャプテンになら抱かれてもいいと思います」



「…性転換したら、考えてやろう」



もう、秀吉キャプテンがカッコよ過ぎて屈辱的な挑発されたのもどうでも良くなってしまった。



体育館に出ると、先に出ていた部員達はもうアップに入っていて、俺もその輪に走る。



秀吉キャプテンは肥後学の監督の方へ挨拶に行ってしまった。



あーもーカッコイイな、無駄に。付き合えなくてもいいから抱かれたい女子の気持ち分かるわ。



「おー椿ちゃん、遅かったねー。どぎゃんした?」



隣に並ぶ、ピカ先輩。



「秀吉キャプテンに王子様のように助けられた。俺、囚われの姫の気分よ」



「いやいや、水高の姫はゆっくんやろ!あと由貴ちゃん」



「誰が姫じゃ!ピカ先輩、ぶつけんな!」



はい、今日も俺、ピカ先輩、行雲先輩の水高バスケ部チーム賑やかは元気です。
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