あなたの虜ーバンパイアとわたしの秘密の関係ー



わたしは、とぼとぼと歩いてテントに戻った、




「あー楽々!どこに行ってたの?」




と、わたしを見た瞬間に叫ぶ綾香さん。



ちょっと止めてください……周りの人が見てるんですけど……



綾香は、みんなの視線を集めていた。


そんな綾香の視線の先のわたしにも………
被害が及ぶ。



これ以上視線を集めたくなかったけどもう、みんなに見られた後だ。
仕方がないのでわたしは、綾香の隣に座った。




「障害物競争、出てなかったでしょ?
何やってたの?もしかして……」




「何もないよ!ダルくてサボってただけ!」




心配そうな顔をした綾香を見て、わたしは、慌ててを説明をした。






嘘の説明を………








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