あなたの虜ーバンパイアとわたしの秘密の関係ー
対する彼は、綾香に何かを言って、コートから出ると、女子に囲まれていた。
初めて彼の運動する姿を見たクラスの女の子達は、興奮しているみたい。
そんなに……興奮するかな~。
わたしは、綾香のところに向かった。
「わたし達、ほとんど動かなかったね~。
あの二人、すごいわ~」
「ほんとに。
いる意味無かったよね」
綾香と会話をしながら、歩いていた。
彼の忠告も忘れて………