あなたの虜ーバンパイアとわたしの秘密の関係ー




そんなこと起こった事もないし、これからもあり得ることじゃないのに………




どうしてだろう………




その時、冷たい風が入ってきて、部屋のなかを一瞬、ヒンヤリさせた。



体に鳥肌が立つくらいに………




今日は、やっぱりおかしいや………


久しぶりに動いて疲れたのかもしれない。




すると、今度は急に眠気に襲われた。



さっきまで眠れなかったのに………
だけど、やっと眠ることができる………


わたしは、カーテンがゆらゆら揺れているのを感じながら、瞳を閉じた。




―――――――――





ん………?



確かに一瞬だけ眠れた。

だけど、ベッドに揺れと、体に違和感を感じて目が覚めた。



誰かに乗られてる感じ……?




そう思ってゆっくりと瞼を開けた。









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