腹黒王子は誘惑中
†はっきり言ってじゃまです!!
アルコールランプ、スタンド、フラスコ、試験管。
一通りそろったよね。
よし、やっと帰れる~!
あたしは側に置いてあったカバンを手に取った。
「じゃあ、あたしは帰りますね」
あたしは里中君に礼をして準備室を出た。
いや、出ようとしたところで、里中君に呼び止められた。
「なんでしょう?」
「あのさ、一緒に帰らない?」
「え、っと、すみません。あたし、急いでるので……」
そう、あたしは急いでるの!
だから、早く帰らせて!!
「波野さんさぁ、なんで僕から逃げるの?」
「べ、別に逃げてません、よ?」
じりじりと近づく里中君。
なんか、怖いんですけど!
一通りそろったよね。
よし、やっと帰れる~!
あたしは側に置いてあったカバンを手に取った。
「じゃあ、あたしは帰りますね」
あたしは里中君に礼をして準備室を出た。
いや、出ようとしたところで、里中君に呼び止められた。
「なんでしょう?」
「あのさ、一緒に帰らない?」
「え、っと、すみません。あたし、急いでるので……」
そう、あたしは急いでるの!
だから、早く帰らせて!!
「波野さんさぁ、なんで僕から逃げるの?」
「べ、別に逃げてません、よ?」
じりじりと近づく里中君。
なんか、怖いんですけど!