【完】あたしの隣にいるのはスキな人……
「ハル!!見て見て!!この魚面白いっ!!!」
あたしは無意識に凄くはしゃいでいた。
「あ、ほんとだ。コイツなんだよ!面白れぇ!」
ハルだってとっても楽しそうだった。
あたし、ハルとここに来られてよかった。
ハルじゃないと楽しくなかったかもしれない。
「あぁ!楽しかった!そろそろ昼にすっか?」
そう言って出口を指差したハル。
あたしはハルに向かって笑顔で「うん」と頷いた。