【完】あたしの隣にいるのはスキな人……
「うーーん。美味かったー!!」
「うん!美味しかったね!」
ハルがお金を払ってくれてあたしは
そんなハルにお礼を言い続けていた。
「なぁ、次どこ行く?今日さ、水族館って事しか決めて無くてさ。」
そう言ってあたしよりも先を歩いていたハルが振り向いた。
「うーん。そうだね……どこにしようか……」
「ねえ、才華、ひとついい?」
「え?」
ハルが少しさっきまでと違う顔をした。
「今日さ、楽しい……?」
ドクン……