紅の蝶【完】





20分後



琉聖さんは両手にスーパーの袋を持って現れた。





「華音ちゃん、翔輝まだ寝てる?」




『はい………あ、あの……』




「どうした?」




『私も…リビング行きたいんですけど…支えてもらってよいですか?』




琉聖さんは少し微笑んで答えた。





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