紅の蝶【完】






ーーーーーーーーーー




華音を姉貴に預けて俺はリビングに戻る。





「待たせたな、琉聖。」





「いや、華音ちゃんは大丈夫か?」





「あぁ。」




華音があれだけ静かに寝ているのは初めてだ。




いつも華音は涙を流しながらねる。




華音は隠してるつもりだが、バレバレだ。





< 240 / 403 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop