紅の蝶【完】



……




思い出すだけで顔が歪む。




華音の細いからだが細かく揺れぎこちない笑顔になる。





「華音さんの為に禁煙したのか?」





「勿論です。」





「そうかそうか…。」





にこやかになる拓哉さん。





< 333 / 403 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop