紅の蝶【完】

私の戦い。






「寒くないか?」




翔輝が繋がった手をコートのポケットにいれた。




『大丈夫だよ。』




街の人は自然に私たちが歩く道をあける。




そんなことしなくていいのにと少し苦笑いが漏れる。





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