紅の蝶【完】






俺は自分の上着を華音の頭に被せ屋敷をでる。





ちょうどいいタイミングで琉聖が車に乗って来た。






「なにがあったんだ?」




「華音がガラスの破片で首を切った…傷は浅いようだが意識がない。吉永のとこに連れていく。」





吉永とは俺ら東屋組が世話になっている医者。





「了解。」




車はスピードを上げて走り出した。





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