紅の蝶【完】





『……んっ…』




琉聖の電話が切れたと同時ぐらいに華音の目が開いた。







『……とぉ…うや…さん…?』




「どうかしたか?」





華音がゆっくり首を振る。




あぁ。



愛おしい。





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