甘い時間は生徒会室で。


「まぁ、こんなもんかな?ちゃんと聞いてた?」


「はい。」


危なかったけれどね?


だって、まだ会長の膝の上だから。


そして、綺麗な指で私の髪をいじっているから。


心臓の音で聞こえなくならないように必死に我慢して聞いていた。


「それで、次の…………新入生歓迎パーティーではどんなことを?」


「そう、それなんだけど、内容は2、3年で考えるから。主役は結愛たちだからね?」


確かにそうだよね?

生徒会だって言っても、新入生歓迎パーティーだもんね?


「あっ、でも、遊んでいられないよ?生徒会メンバーは、しっかり仕事してもらうから。」


< 105 / 372 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop