甘い時間は生徒会室で。


「立て。」


無理やり結愛の腕を掴んで立たせる。


それだけで、結愛の顔は真っ赤だ。


ったく、俺を狂わせやがって。


「や、やっぱり私には無理ですよね?出来ませんよね?もう………………いいですよ?」


あっ?


こいつは何を考えてんだか。


「誰がやめるって言った?出来ない結愛のためにエスコートしてやる。」


「へ?あ、えっ??」


困惑しているようすの結愛。



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