甘い時間は生徒会室で。
「次は───────────。」
説明すること30分。
「おわったぁー。」
疲れきった結愛はフカフカなソファーに飛び込んだ。
一つ一つの動作が俺を惑わす。
が、我慢だ、俺。
「頑張ったもんな、結愛。」
あんなに出来なかったのに、最後までさらうことが出来た。
案外、物覚えも良いから、何とかなった。
まぁ、俺が導かなきゃいけないけどな。
「休憩したら音楽かけて通すぞ?」
「ふぇ?会長、鬼畜。」