甘い時間は生徒会室で。
結愛は平気なのか?
いや、俺が意識しすぎてるだけか。
「なんで、そんなに耳が赤いんですか?いや、顔も。具合でも悪いんですか?」
そう言って俺のおでこを触ってきた。
「熱は無いみたい………………………。」
い、いや。
これは………………………。
さすがに、言えない。
「なんでもねーよ。」
余裕のない俺は結愛に対して冷たくあしらってしまう。
結愛は不思議そうな顔をして俺を見つめながら立っていた。
そうゆうのがダメなんだよ。
俺、見つめられんのに弱いんだな。