甘い時間は生徒会室で。
カラーンコローン
年期が入ってそうな、ドアの鐘の音。
結構この音好きかもしれない。
入ったのは、喫茶店。
楓先輩のオススメのお店みたい。
「あ、楓ちゃんいらっしゃい。」
「おばさん、こんにちは!今日は生徒会の後輩を連れてきたの。」
楓先輩と、ここで働いているおばさんは知り合いみたい。
「あぁ、茜ちゃんは前も来てくれたよね?」
「はい!覚えてくれてたんですね?嬉しいです。」
嬉しそうに話す茜先輩。
前、来たことあるんだ。