甘い時間は生徒会室で。


「昨日、お前に結愛ちゃんは俺が貰うって言ったろ?」


「あぁ。」


少し時間をあけてから、そっけない返事が返ってくる。


「俺………さっき、結愛ちゃんに告白してきた。」


「はぁっ!?て、てめぇー!」


今度は反応が早くて、すぐに起きあがってきた。


そして、璃斗は俺の胸ぐらを掴む。


俺は、さっき以上に璃斗への怒りが増した。


璃斗が体調不良だということも忘れて。

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