甘い時間は生徒会室で。
それから、しばらくして。
「あーっ、終わったーっ!!」
隣で、今日の仕事を終えた様子の蓮が背伸びをしていた。
ずっとパソコンに向かって仕事してんのは疲れるからな。
まぁ、俺よりはしてーけど。
「会長、いつまで私の髪、触ってるんですか?」
俺は結愛を膝の上に座らせてから、ずっと結愛の髪をいじっていた。
「だって、結愛の髪、サラサラで気持ちいいじゃん?」
髪を触ってると、結愛からシャンプーの良い匂いも漂ってきて、癒される。
その後、次々とみんな仕事を終えたようだ。
「よし、今日はこれで終わりだな?」