甘い時間は生徒会室で。


「名前、呼んでくれねーの?」


「意地悪っ。」


耳元に囁かれる、璃斗の甘い声は、魔法のよう。


こんなにもドキドキさせられて、璃斗のことしか考えられなくなるんだから。


「無理ですよっ……………。」


やっぱり言えないよっ。


「敬語使うなっつったのに。」


「えっ、あっ……………。そんな、悪気があって言った訳じゃ…………!」


無意識なの!


「約束通り、お仕置きな?」


「んっ。」


お仕置きと言って、甘いキスを落とされる。


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