甘い時間は生徒会室で。


な、なんで心の中の声がっ……………。


「なんでわかるの?って思ってるでしょ。結愛ちゃん顔に出るから、バレバレだよ?」


いつの間にか私の目の前に立っていた会長さんは、私のおでこを人差し指で押して言った。


か、会長さんっ。


そ、それは反則ですっ!


「結愛ちゃん、顔真っ赤!」


会長さんは、うつむきかけた私の顔を覗き込んで言った。


だ、だからもうっ。



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