甘い時間は生徒会室で。
俺がそんなギクシャクしていたときだった。
ドンッ。
「いってぇーな………。」
つい、言葉に出てしまった態度。
「あっ、あ、ごめんなさいっ!」
「ったく、気をつけろよな…………。」
ふとぶつかってきた奴を見ると、全く知らない顔だった。
誰だコイツ。
そう思ったけれど、そんな気持ちはすぐに無くなった。
俺は、コイツに一目惚れしてしまった。
もう、恋愛感情と言うものは捨てていたのに。
「あ、あの、大丈夫ですか??」