甘い時間は生徒会室で。


「ってことだ。」


「今年も大変そうですねー?」


会長の話が終わったようで、茜先輩が呟いた。


「結愛、わかったか?」


「んっ?」


……………。


何?


「もしかしてさ…………………」


そう言いながら、会長は私の肩に顔を乗せた。


会長っ!?


ち、近いですよっ!!


首を回したらぶつかってしまいそう。


私の心臓は飛び跳ねそうなくらいドキドキしている。


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