Lover dance ~運命の恋~
結局、冬也はどうしてもラーメンが食べたいらしくて2人で近所のラーメン屋に行った。
『いっぱい食べやぁ♪』
『おぅ!』
しばらくメニューを見て冬也は店員を呼ぶ。
『えっと~。チャーシュー麺と、天津飯に、チャーハン大盛りに唐揚げ!それからぁ…』
『まだ頼むん!?』
私は思わずつっこみを入れてしまう。
『うん♪あと餃子二人前と高菜飯!とりあえずこんなもんかな。』
『…食べれるん?』
『余裕やって♪』
私の心配をよそに、冬也は4000円分もペロリとたいらげた。
その細いウエストのどこにあんな大量に入ってくんやろ…
ボーッと冬也のお腹を眺めてたら、いきなり冬也が叫んだ。
『海奏!そこの公園寄ってこうや!』
冬也は私の腕を掴んで走り出した。