Lover dance ~運命の恋~
タッタッタッ…
2人の距離が近づいてきて、足音が聞こえる。
先生は真っ直ぐこっちに走ってきて、私の前で止まった。
『鈴本さん、おはよ!俺、手振ったん見えてなかった?』
走ってきたと思えない爽やかな笑顔で先生は私を見た。
『おはよー!見えてたけど、海奏に振ってるん違うと思ってた(笑)』
そんな先生と対象に、私はドキドキしてテンパってるのがバレないように必死で笑顔を作る。