Lover dance ~運命の恋~

『おっ!そろそろ教習の準備行かな!』

結城先生は時計を見て立ち上がると、私と拓の頭に手を置いた。

『拓望は俺とやなっ!受付のとこで待ってて。海奏ちゃん、車頑張りや!』

そぅ言って私たちに手を振ると、結城先生は指導員室に走って行った。




結城先生が指導員室に入るのを見届けて、拓が立ち上がった。

『俺らも行こか。何か知らん間に時間たってしもてたな!』

『うん!結城先生おもしろいしな♪拓、一緒ゃでいいなぁ〜!』

私もベンチから腰を上げ、拓とロビーに向かった。



< 57 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop