ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「縁談を持ちかけたのは…長井議員の方だ…新党を立てる上で…政界の重鎮である父上の力を借りたかったのだろう…私はいい迷惑だ…嫁に貰うのは若い女の方がいいと父上は言っていたが…17歳は若すぎる…」
「…私だって…嫌なんだから…」
互いに乗る気では見合い。
「本当に断れないの?」
「私は…散々…断って来た…この縁談を断れば…当主にはさせないと言われた…私も弟たちに家督を譲る気はないし…覚悟をして来たつもりだが…まさか…こんな子供とは…」
子供子供と連呼されていい気はしない。
胸だって一応あるし…子供だって産めると思う…生物上はオトナの女だ…
「…ヤレると思うし…子供だって作れないコトはないと思います…」
「・・・」
伊集院さんは驚きで口許に挟んでいた吸いかけの煙草をポロリと落とした。
「…私だって…嫌なんだから…」
互いに乗る気では見合い。
「本当に断れないの?」
「私は…散々…断って来た…この縁談を断れば…当主にはさせないと言われた…私も弟たちに家督を譲る気はないし…覚悟をして来たつもりだが…まさか…こんな子供とは…」
子供子供と連呼されていい気はしない。
胸だって一応あるし…子供だって産めると思う…生物上はオトナの女だ…
「…ヤレると思うし…子供だって作れないコトはないと思います…」
「・・・」
伊集院さんは驚きで口許に挟んでいた吸いかけの煙草をポロリと落とした。