ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
私たちの宿泊するログハウスは一番見晴らしのいい高台にあった。



でも、荷物を持って徒歩の移動は辛かった。




木の温もりに囲まれたリビング。


天井は2階まで吹き抜けていて大きな天窓が見える。



「素敵…」




「疲れただろう…残りの荷物を持ってくるから待ってろ」




「はい」




ソファーに座って休息をとっていた私に声をかけて残りの荷物を取りに敦司さんは行ってしまった。



申し訳なぁと思いながらも大きな荷物を持ってもう一度…登坂を上るのは抵抗があった。



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