ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「陽那…ボタン…ずれてるぞ」


「え、あ…恥かしい…」



敦司さんは優しく私に笑いかける。


でも、私は自然に振舞う敦司さんに背を向けた。



「…怒ってるのか?」



「怒っていません…恥かしいだけです…」



「…怒ってたら…どうしようかと思った…ヤッてしまった後だしな…こうなった以上は…私はキチンとお前が死ぬまで面倒見るからな…」



「敦司さん…」



「…17歳のお前に手を出した大人としての責任あるし…それ以上に私はお前を…愛してる…」



私が振り向くと今度は敦司さんがテレ臭いのか背を向けた。


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