ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
私と敦司さんの仲もこの蓼科の自然に溶け込んでいた。




年の差なんてーーー・・・



今はもう関係ない…



何もわからない私をグイグイと引っ張っていってくれる敦司さんが頼もしく見える。



私の熱い視線に気づいたのか…敦司さんが問いかける。



「私の顔ばかり見て…どうした?」



「いえ…私…敦司さんのコト…ずっと愛してますから…」




敦司さんの頬が赤くなり、ハンドル操作を誤ったのか大きく車が対向線をはみ出した。



運よく…対向には車が走っていなくて事故らずに済んだ。



「いきなり…そう言うコトは言うな!心の準備があるんだ・・・」



「ゴメンなさい…」



「…お前はすぐに…思ったコトを口にする…それがまぁ…可愛いんだけどな」




「今…何て言いました?」


「別に空耳だ…流せ…」


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