ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
敦司さんの連れて来てくれた場所は『バラクラ・イングリッシュガーデン』
パンフで見た限り…オールドローズやフリチラリアと言う英国式庭園ではお馴染に花々を観るコトが出来る。
敦司さんは華道の師範だけあって私の知らない花の名前を教えてくれた。
二人で手を繋ぎ…ゆっくりとした足取りで花を眺める。
「邸宅の裏庭にも…亡くなった母が丹精込めて育てていた薔薇園がある…帰ったら見せてやるよ」
「あ、はい」
「…この白い花…紫陽花に似てますね…」
「これはアナベル…紫陽花の一種だ」
「へぇ~っ」
「…陽那…写真、撮ってやる」
敦司さんは私の握っていた手を離して、デジタルカメラの電源を入れた。
私は満開のアナベルと一緒に写真を撮影する。
「薔薇のアイスクリームですよ!!」
園内の売店には花の味がするソフトクリームが売られていた。
パンフで見た限り…オールドローズやフリチラリアと言う英国式庭園ではお馴染に花々を観るコトが出来る。
敦司さんは華道の師範だけあって私の知らない花の名前を教えてくれた。
二人で手を繋ぎ…ゆっくりとした足取りで花を眺める。
「邸宅の裏庭にも…亡くなった母が丹精込めて育てていた薔薇園がある…帰ったら見せてやるよ」
「あ、はい」
「…この白い花…紫陽花に似てますね…」
「これはアナベル…紫陽花の一種だ」
「へぇ~っ」
「…陽那…写真、撮ってやる」
敦司さんは私の握っていた手を離して、デジタルカメラの電源を入れた。
私は満開のアナベルと一緒に写真を撮影する。
「薔薇のアイスクリームですよ!!」
園内の売店には花の味がするソフトクリームが売られていた。