ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
「でも、俺は違う…従兄弟とかそんなのは関係ないっ!俺はお前が好きなんだ…」



「佑…」


俺の名前を呼び切る前に円の唇にキスをした。




お前は敦司に似て頭がいいし…元ヤンの劣等生の俺のコトなんて…

敦司の代替え品にしか思っていない。


それでもいいと思えるのはそれだけ…お前に対して強い想いがあるからだ・・・




長く強引なキスに抗議するように円が俺の胸板を叩く。



円の意思を受け入れて一度…唇を離した。



円の瞳も唇も濡れていた…



その彼女の女の艶に俺の本能が煽られる。



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