ONLY YOU~年の差結婚の秘密~

陽那side-

「敦司は今夜も遅いようだな・・・」



私はお義父様に誘われて…二人で食事に出かけた。


ホテルのディナーと言うから…私は大阪で円さんが選んでくれたトープ色のドレスに身を包む。


髪はセットする時間がなくて自分でセットした。



76歳の年齢を感じさせない伸びた背筋。

ダークブラウンにスーツに同系の帽子。



ホテルの回転扉をさりげなく押さえ、私をエスコートする。




制服の似合うスマートなドアボーイもお義父様の紳士的な振る舞いに目を見開いた。










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