ONLY YOU~年の差結婚の秘密~
この空白の4年間ーーー・・・


私だけを想ってくれていると思ってたのに。


私はずっと…敦司さん一人だったんだから…


紡は先に寝ちゃって…二人の時間が到来する。



「怒ってるのか?」


「別に…」



「…理子ちゃんを自分の子供ように可愛がっていただろ?」



「子供に罪はないから・・・」


私のご機嫌伺いする敦司さんからプイッと顔を逸らして眠る紡の顔を見つめる。


紡の顔は敦司さんに似ている…


私は紡に写真で見た敦司さんの幼い時の面影を追って育てて来た。



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